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伊紙評価:本田に5点と厳しい採点 「覇気のない姿勢」

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MOMは決勝点のバロテッリ

 ミランMF本田圭佑は14日に行われたセリエA第24節ボローニャ戦に先発出場し、66分までプレーした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田のプレーにチーム最低タイの5点と厳しい採点をつけている。

 今回も4-2-3-1の右サイドでプレーした本田は、目立ったミスこそなかったものの、決定的なチャンスに絡むプレーもわずか。0-0で迎えた後半半ば、1点の欲しいクラレンス・セードルフ監督は本田を下げてFWジャンパオロ・パッツィーニを投入した。

『ガゼッタ』は本田について、「イタリアで初めてのブーイングを受けた。貢献も十分ではなかったが、それよりも覇気のない姿勢によるものだった」とコメント。チームが全体として低調なプレーに終始する中、沈滞を打開するような気概に欠けていたと評価されている。「右サイドは彼の仕事ではない」として、現在の起用法が本田に適していないとも指摘している。

 マン・オブ・ザ・マッチに選出されたのは、86分に豪快なシュートで決勝点を記録したFWマリオ・バロテッリ。勝負を決めるワンプレーが高く評価された形で、同選手には7点がつけられた。

 その他の選手では、2本の好セーブでボローニャの先制点を阻んだGKクリスティアン・アッビアーティにもバロテッリと同じ7点。ドリブルで積極的に仕掛けて持ち味を発揮しようとしていたMFアデル・ターラブと、本田に代わって出場したパッツィーニには6.5点と高めの採点がつけられている。

 本田と並ぶ5点はDFマッティア・デ・シリオ、MFケビン・コンスタン、MFカカの3人。チーム全体とセードルフ監督、およびMFナイジェル・デ・ヨングには5.5点がつけられ、その他の選手たちは及第点の6点だった。


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