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7試合ぶりゴールのパラシオ「一生ゴールに入らないと思った」

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルのストライカーに待望のゴールが生まれた。15日に行われた第24節フィオレンティーナ戦で、インテルFWロドリゴ・パラシオが7試合ぶりとなるゴールを奪い、チームを2014年初の連勝に導いた。

 開幕戦のジェノア戦で今季初得点を奪い、幸先の良いシーズンのスタートを切ったパラシオは、その後も順調に得点を重ねた。第17節のミラン戦の決勝ゴールで早くも得点数を2ケタに乗せたが、ここからゴールから遠ざかった。ミラン戦後6試合を無得点で終え、フィオレンティーナ戦でも前半13分に決定的なシュートを左ポストに阻まれてしまう。試合後にパラシオ自身が「ポストを叩いた瞬間、一生ボールがゴールに入ってくれないのだろうかと思った」と公式HP上で語っているように、この日もゴールは生まれないかと思われた。

 しかし、前半34分にMFフレディ・グアリンの浮き球のパスを見事にコントロールすると右足で押し込み、7試合ぶり、そして14年リーグ戦初ゴールを奪った。「最近、得点ができなくてちょっと心配していたけど待望のゴールが生まれた。決定機を外したことが続いていたので、今日のゴールは安心感を与えてくれる。僕にとってもチームにとってもうれしいことです」と振り返っている。

 2月5日に32歳になったばかりのベテランストライカーの復調が、首位ユベントスと勝ち点21差をつけられ、5位に沈むインテルの起爆剤となるか。


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