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ベニテス:「優先するのはあくまでリーグ戦」

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コッパ決勝とELは意識せず

 ナポリのラファエル・ベニテス監督は、コッパ・イタリアで決勝に進出し、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント開催が迫る状況でも、あくまで最優先はリーグ戦だと主張している。

 ナポリは今週ローマを下してコッパ・イタリア決勝に進出。16日にはセリエA第24節のサッスオーロ戦を戦い、続いて20日にはELでスウォンジーとのファーストレグを迎える。

 セリエAでは4位フィオレンティーナがインテルに敗れたことで、3ポイント差で3位のナポリにとってはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を固めるチャンスとなる。サッスオーロ戦に向けての会見でベニテス監督は次のように語った。

「今はサッスオーロのことを考えている。勝つことができれば、より自信を持ってスウォンジー戦に臨むことができるだろう。我々の優先事項は常にリーグ戦だ。CL出場圏内で終えなければならない。コッパ・イタリアについては、決勝が来たときに考える」

「適切な集中力を持ってピッチに立たなければならない。ローマに勝利を収めたことで、自分たち自身への評価は高まっている。そのメンタリティーがサッスオーロ戦でも必要だ」

 ローマとのセカンドレグは3-0で快勝し、ファーストレグの敗戦を逆転しての決勝進出となったが、好ゲームにも満足はしていないとベニテス監督は語る。

「監督は永遠に満足しないものだ。常に改善することは可能だからだ。コッパ・イタリア準決勝のローマ戦を考えても同じことが言える。攻撃でも守備でも良い戦いができたが、それでももっと良くすることはできる」

「良いパフォーマンスだったと言えるのは、攻守のバランスが取れていたからだ。メンタルの強さもクオリティーの高さも見せることができた。リーグ戦のいくつかの試合で到達していたようなレベルを表現することができた」


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