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卓球騒動のバロテッリが復帰へ、セードルフ監督は報道に不快感

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 ミランのFWマリオ・バロテッリが8日のウディネーゼ戦で復帰する見通しとなった。クラブは公式HPで招集メンバー22人を発表。その中にバロテッリの名前も入った。

 クラレンス・セードルフ監督は「バロテッリは問題ない。昨日も今日もトレーニングした。出場可能だ」とコメント。2月19日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のアトレティコ・マドリーで右肩を負傷し、リーグ戦2試合を欠場していたエースの復帰を示唆している。

 一方、バロテッリは自身の『Twitter』で卓球のラケットを持った上半身裸の写真を投稿したことで、現地メディアでは「右肩を痛めているのに卓球に興じていたのか」との批判も出ていたが、セードルフ監督はこの問題を一蹴している。

「『Twitter』の写真が大きなニュースだろうか? これは悲しいことだ。イタリアでは些細な出来事が大きなニュースになる。私は『Twitter』やSNSの使い方を話すためにここにいるのではない」

 報道に不快感を示した指揮官は「彼は1日6時間の治療を受けていた。ピッチ上でのプレーが批判されることは理解できる。しかし、ピッチ外での出来事が、あなたたち(メディア)にとって何の問題があるのか?」と、バロテッリを擁護し、メディアへの批判を強めた。

「卓球をすることが肩にどれだけの影響を与えるというのだろう。きちんと医者に確認してから記事を書いているのか? そうだったら私も受け入れる。SNSの利用を禁止する? それは簡単なことではない。これは些細なことだ。彼は懸命に練習に取り組んでいる。『Twitter』に投稿することが彼の回復を妨げたとは思わない」


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