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グアルディオラ、ヘーネスへの感謝を語る

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レバークーゼン戦に集中したいバイエルン指揮官

 バイエルンは15日に行われるブンデスリーガ第25節でレバークーゼンをホームに迎える。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、今週の騒動の中でも試合に集中することができると信じているようだ。

 今週のバイエルンは、ウリ・ヘーネス氏の脱税騒動に揺れた。裁判所から実刑を言い渡された同氏は、会長職を辞任している。

 避けては通れない話題について、グアルディオラ監督は自ら話し始めた。ドイツ『AZ』が会見の様子を伝えている。

「今日(の会見)は、私にとって難しい。ここに来てからまだ9か月しか経っていない。気持ちをうまく表現するために、ドイツ語をもっと話せていたらと思う。ここに来てから9か月だが、その間だけでも、ウリ・ヘーネスがこのクラブにとっていかに重要な人物かを感じた」

「彼のような人格者がいなければ、世界最高レベルに入るこのクラブは実現していないだろう。彼はここに40年間もいたんだ。クラブのすべてが彼のおかげだよ。(クラブハウスがある)ゼーベナーシュトラーセで多くのスタッフと話してきたが、ウリに対する想いが伝わってきたね」

「彼は我々の尊敬の気持ちに値する。短い期間だが、彼とはものすごくうまく仕事ができた。親友だし、これからもそうあり続ける。またクラブに戻って、我々を助けてもらいたい。ウリから習ったことを、我々は維持していく。これで全部だ。この件については、これ以上話したくない」

 レバークーゼン戦に集中できるのかと問われると、次のように答えた。

「そうできなければいけない。ウリやほかのみんなもそうできることを望んでいる。レヴァークーゼンは、アウェーゲームで最も強いチームに入る。我々は再びタイトルを手にするために、あと3試合必要だ。サポーターの応援が必要だね」

 どちらもミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)を戦った。

「CLの後の切り替えは簡単ではない。レヴァークーゼンもパリ・サンジェルマンとの試合で強いキャラクターを示した。守備の組織は優れているし、カウンターがうまいチームだ」

 レバークーゼンは無敗優勝を目指す上で最大の障壁になるかもしれない。リーグ戦49試合負けなしのバイエルンが最後に負けた相手がレヴァークーゼンである。そのレバークーゼンとの試合では、ここ4試合で1勝しかしていない。

「記録はどちらも普通ではない。ただ、私は意識をしていないよ。どれほどの期間負けていないかは大したことではないんだ。いつかは負ける。大事なことは、我々の仕事に集中することだね」

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