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独紙評価:ボルシアMGに完敗、細貝に低めの採点

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70分で交代

 22日に行われたブンデスリーガ第26節、ボルシアMG対ヘルタは、アウェーのヘルタが0-3と敗れる結果に終わった。ボランチで先発出場したヘルタMF細貝萌は70分までプレーしている。

 ボルシアMGのルシアン・ファブレ監督は2007年から09年までヘルタで、ヘルタのヨス・ルフカイ監督は2007年から08年までボルシアMGを指揮した経験があるため、この試合は両者にとって古巣との対決。ともにヘルタでプレーしていたボルシアMGのMFラファエウとヘルタMFロニーの兄弟対決も注目を集めた。

 前半28分からの12分間でボルシアMGがフアン・アランゴ、マックス・クルーゼ、ラファエウによる3ゴールを挙げ、勝負は前半のうちにほぼ決した。ヘルタは序盤にカウンターからチャンスをうかがうなど対等に戦っていたが、3失点目を喫した後はほとんど好機をつくり出せないまま試合を終えている。

 細貝は高いパス成功率を維持するも、同じくボランチを務めたMFペーター・ニーマイアーとともに中盤を支配することができず。ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、日本代表MFは競り合いで負け越すなど守備での持ち味を発揮できず、ヘルタの先発メンバーで最初にベンチに下がることになった。

 ドイツ『ビルト』は、ヘルタ全員に低めの採点を下し、チーム平均点は4.69だった。その中で、細貝はGKトーマス・クラフト、DFぺテル・ぺカリクら4人とともにチーム最高タイの4がつけらている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』でも細貝への採点は4で、チーム平均点4.3以上の評価となった。同メディアはGKクラフトにチーム単独最高点の3を与え、DFヨハネス・ファン・デン・ベルグ、MFエニス・ベン=ハティラ、FWサミ・アラギに5と最低タイの点数をつけている。

 後半戦に入り、低調が続くヘルタは2試合連続で3失点の黒星を喫するも順位は9位のまま変わらず。次節は優勝に王手をかけているバイエルン・ミュンヘンをホームに迎える。

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