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優勝目前のグアルディオラ「まずは良い試合を」

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連覇は秒読み

 バイエルンは25日、ブンデスリーガ第27節でヘルタ・ベルリンと対戦する。優勝を目前にしたジョゼップ・グアルディオラ監督が、意気込みを語った。

 バイエルンは、ヘルタ戦に勝てばリーグ優勝が決まる。18連勝中の王者は、連覇が目前だ。前日会見で、優勝決定後のビールかけに備えて、着替え用のスーツを持って行くのかと問われたグアルディオラ監督は、以下のように答えた。ドイツ『AZ』が伝えている。

「まずは良い試合を見せたい。もし勝っても、急いでドレッシングルームに戻る。我々は選手を助けるためにいるのであり、ビールを浴びるためにいるのではない。(2位との)勝ち点差が23ポイントにもなると、簡単に見えるだろう。しかし、多くの努力が必要だ。バイエルンだから勝てるというものではない」

「シーズン序盤は、良いプレーを一時的にしか見せられなかった。今は最初よりも良いが、まだ向上の余地はあると思う。我々のプレースタイルでは改善の大きなポテンシャルがいつも存在するし、まだ次の成長のステップもある。そのステップを踏むための選手たちがそろっているね」

 具体的な改善点にも触れた。

「リズムだ。ゆっくりだけでなく、速いだけでもない。リズムはコントロールしなければいけないものだ。それは一つのプロセスだが、最終的には習得できると信じている。90分を通じて同じリズムでプレーできるようにするわけではなく、状況に応じてテンポを変えることだ」

 ブンデスリーガについて「最も重要なタイトルだ」と強調した指揮官は、ヘルタについて次のように述べている。

「今シーズンの彼らは素晴らしい。カウンターがうまいし、ボールを持ったときの動きも優れている。アグレッシブにくるし、ボールを持ったときに相手に時間を与えないね」

 リーグ制覇は時間の問題という状況ということで、チャンピオンズリーグ準々決勝で対戦するマンチェスター・ユナイテッドについても質問された。

「オールド・トラフォードで試合ができることは、私にとって大きな名誉だよ。18、19歳のときに一度行ったことがあるが、選手としてプレーしたことはないんだ」

「ユナイテッドがプレミアリーグで良いシーズンを過ごしていないことは知っている。でも、別の大会だ。FWウェイン・ルーニーなどが我々に勝つため、できる限りのプレーをしてくるだろう。こちらは良い準備をしなければならない」


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