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川島フル出場のスタンダールは零封負け…首位陥落の危機

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[4.4 ベルギーリーグPO1第2節 ズルテ・ワレヘム2-0スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは4日、プレーオフ1の第2節を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でズルテ・ワレヘムと対戦し、0-2で敗れた。川島はプレーオフ初戦に続き先発フル出場。好セーブもあったが、2失点でチームも公式戦4試合ぶりの黒星を喫した。

 前半は相手にボールを支配されたスタンダール。前半35分にFWミッチー・バチュアイがインターセプトから強引にドリブルで突破し、前半唯一の決定機を迎えるが、バチュアイのシュートは枠を外れる。逆に同39分には、左クロスからMFイブライマ・コンテに強烈な右足シュートを打たれるが川島が横っ飛びセーブで弾き出した。

 前半は相手の攻撃をゼロに抑えたスタンダールだったが、後半開始早々の3分に先制点を許してしまう。FWイドリッサ・シラの無回転ミドルに川島が横っ飛びで防ぎにいったが脇下を抜けてしまい、ズルテ・ワレヘムが先制のゴールネットを揺らした。さらに同23分にもCKからMFスベン・クムスにヘディングシュートを決められ、0-2とリードを許した。

 反撃に出たいスタンダールだが、この日はリーグ得点王のバチュアイやFWイモー・エゼキエルまで思うようにパスがつながらず、枠をとらえるシュートが少なかった。後半42分、MFウィリアム・バンケールがマイナスに折り返したボールをバチュアイが左足で狙うもDFにブロックされ、スタンダールは0-2の零封負けで今季プレーオフ初黒星を喫した。これにより、勝ち点差2で2位のクラブ・ブルージュが、6日に行われるアンデルレヒト戦に勝利すれば、スタンダールは首位陥落となってしまう可能性が出てきた。


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