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ベンゲル、圧力をはねのけたことに満足

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ファビアンスキの活躍を称賛

 アーセナルは12日、FAカップ準決勝でウィガンを退け、決勝進出を決めた。アーセン・ベンゲル監督は、無事に勝ち上がったことにホッとしている。

 2部のウィガンを相手にボールを支配したアーセナルだが、なかなか崩せず苦戦を強いられた。63分には失点して追い込まれるが、82分にDFペア・メルテザッカーのゴールで追いつき、延長戦に突入。120分でも決着はつかずPK戦でなんとかアーセナルが勝ち上がった。

 ベンゲル監督の試合後のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「メンタルが消えなかったことが大事だ。敗退を想像した人がいるかもしれない。我々には強いプレッシャーがあったから、一安心だ。難しい試合を予想していた。失望はしていない」

「ウィガンはとてもよくまとまっていた。フィジカル的に強く、ボールを持ったときは落ち着いていたね。とても良いプレーをしていた。準々決勝でマンチェスター・シティを倒した力を示していたよ」

 2つのPKを止めたGKウカシュ・ファビアンスキについては、次のように話している。

「とてもよくやった。彼は優れたGKだ。今日、再びそれを見せてくれた。決められはしたが、試合中のPKも正しい方向に飛んでいた。彼は速い。PKで正しいポジションをとれる」


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