beacon

[DFB杯]レアル、バイエルン連破のドルトムントが公式戦4連勝で2季ぶり決勝へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.15 DFBポカール準決勝 ドルトムント2-0ボルフスブルク]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)は15日、準決勝を行い、ドルトムントはホームでボルフスブルクと対戦し、2-0で快勝した。優勝した11-12シーズン以来、2シーズンぶりの決勝進出を決めたドルトムント。今季のブンデスリーガはすでにバイエルンの優勝が決まり、欧州CLでも準々決勝で敗退したが、ドイツスーパー杯に続く2冠となる今季最後のタイトル獲得へ王手をかけた。準決勝もう1試合、バイエルン対カイザースラウテルン(2部)は16日に行われる。

 ドルトムントは前半12分、カウンターからFWロベルト・レバンドフスキが右サイドのスペースに展開。MFマルコ・ロイスがマイナスに戻し、MFヘンリク・ムヒタリアンが中に切れ込みながら左足ミドルをゴール右隅にねじ込み、先制点を奪った。

 1点ビハインドを負ったボルフスブルクも前半21分、スルーパスに抜け出したMFケビン・デ・ブライネが決定機を迎えるが、GKロマン・バイデンフェラーが好セーブ。同42分にはDFクリスティアン・トレーシュの右クロスに合わせたMFジュニオール・マランダのヘディングシュートが左ポストを叩いた。

 すると直後の前半43分、ドルトムントが追加点を奪う。MFミロシュ・ヨイッチのスルーパスを受けたロイスが中央に流し、レワンドフスキが左足でシュート。豪快にゴールネットを揺らし、2-0とリードを広げた。来季からバイエルンに移籍することが決まっているレワンドフスキにとって、これがドルトムントでの公式戦通算100ゴール目。得点後はユニフォームをまくり上げ、アンダーシャツに書かれた「100」の数字を誇示した。

 後半は2点を追うボルフスブルクが反撃に出る。しかし、後半11分、デ・ブルイネの右クロスに合わせたFWイビツァ・オリッチのヘディングシュートはゴール左へ。同30分には左クロスからフリーのマランダが右足ボレーで合わせたが、枠を捉えられなかった。後半36分、右FKに合わせたマランダのシュートもバイデンフェラーがビッグセーブ。こぼれ球に詰めたMFルイス・グスタボのシュートもバイデンフェラーが体を張って押さえ、ゴールを死守した。

 守護神が好守を連発し、2-0で逃げ切ったドルトムントはこれで公式戦4連勝。8日の欧州CL準々決勝第2戦レアル・マドリー戦(2-0)、12日のバイエルン戦(3-0)に続いて公式戦3試合連続の完封勝利をおさめ、5月17日にベルリンで行われるファイナルの舞台に駒を進めた。

■準決勝
(4月15日)
ドルトムント 2-0 ボルフスブルク
(4月16日)
バイエルン 27:30 カイザースラウテルン


▼関連リンク
ブンデスリーガ2013-14特集

TOP