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ホーム初黒星のモウリーニョ、審判団を皮肉交じりに“祝福”

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[4.19 プレミアリーグ第35節 チェルシー1-2サンダーランド]

 プレミアリーグは19日、第35節を行い、2位チェルシーはホームで最下位のサンダーランドと対戦し、1-2で敗れた。3試合ぶりの黒星で自力優勝の可能性が消滅すると、ジョゼ・モウリーニョ監督の持っていたホーム77試合連続無敗記録もストップした。

 前半12分にCKからFWサミュエル・エトーのボレーシュートで幸先よく先制したチェルシーだが、その6分後にCKから失点。後半36分にはPKで逆転ゴールを許し、モウリーニョ体制で初めてプレミアリーグのホームゲームで黒星を喫した。

 クラブの公式HPによると、試合後、短時間の記者会見を行ったモウリーニョ監督は「4つの短い話で私が言いたいすべてのことを言うことができる」とし、4点についてのみ語った。

「まず第1点は、選手たちを祝いたいということだ。彼らはできるすべてのことをやった。最初から最後まで戦った。彼らはこの称賛に値している。我々が勝ったときに称賛することはあるが、負けたときでも称賛することがフェアなこともある」

「第2にサンダーランドを祝いたい。どういった方法かは問題ではなく、彼らは勝った。彼らにとっては素晴らしい勝ち点3なのだから、彼らを称えることはフェアなことだ」

 自チームの選手を称え、相手のサンダーランドを祝福した指揮官は、続けて皮肉を交えて審判団も“祝福”した。PKの場面では、ルイ・ファリア・コーチがマイク・ディーン主審に抗議しようと詰め寄るのを、モウリーニョ監督が抑える場面もあった。

「3点目としては、私はレフェリーのマイク・ディーンを祝いたい。彼のパフォーマンスは信じられないほどのものだった。レフェリーが信じられないほどのパフォーマンスを見せたときは、こう伝えることがフェアだ。彼は一つの目的を持ってこの試合に臨んだ。その目的とは素晴らしいパフォーマンスを披露するということだった。そして、彼はそれをやった」

「4つ目はマイク・ライリーを祝いたいということだ。彼はレフェリーの長だ。彼らがシーズンを通してやっていることは素晴らしい。特にここ2か月、タイトル争いに絡むチームの試合で素晴らしい。私は彼も祝いたい」


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