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ヤヌザイ、W杯出場は保証されず?

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ベルギー代表を選択も

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFアドナン・ヤヌザイの代理人は、6月に行われるワールドカップ(W杯)本大会出を前に、選手の出場は保証されていないと主張している。

 ベルギー生まれながら、コソボにルーツを持ち、アルバニアやトルコなど複数国の代表を選べたヤヌザイ。しかし、ベルギー代表のマルク・ビルモッツ監督は23日、ヤヌザイがベルギー代表を選択したことを明かしていた。

 ヤヌザイの代理人を務めるディック・ブリーザ氏は、ベルギーメディアに対して選手がビルモッツ監督と話さずに決断を下したと認めている。イギリス『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えた。

「アドナンは決断する前にビルモッツと話をしていない。W杯のメンバーに入る保証はまったくない。彼は代表監督に招集を受けることが可能になったと伝えただけだ」

「アドナンがいろいろなチームから追跡されているのは分かっていた。ユナイテッドのトップチームでプレーするようになってから、その経過を見守ってきた。ベルギーは最も論理的な選択だった」

 ブリーザ氏によれば、ヤヌザイは複数の選択肢を検討していたようだ。

「彼はブルージュに生まれて、そこで勉学に励んだ。ベルギーに多くの友人がいる。(マルアン・)フェライニや(ロメル・)ルカクと同じグループにいたが、それは(決断に)それほど影響しなかった」

「コソボやアルバニアにルーツがあることが、決断を難しくしていた。だが、彼は家族とも話し合って、そう決めたんだ。ここ数か月、たくさんの国の代表関係者が彼とコンタクトをとってきた。彼はそのことに悩まされていなかったが、できるだけ早く決断することが良いと思っていた」

 一方、ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督の解任については、ショックを受けているのかもしれない。

「モイーズの解任で、彼にとっては感情が揺れ動く1週間だっただろう。モイーズは彼をデビューさせた指揮官だからね」


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