ラストチャンスに懸けるチェルシー

　チェルシーMFフランク・ランパードは、27日に行われるプレミアリーグ第36節の試合での対戦を前に、リバプールMFスティーブン・ジェラードにはリーグタイトル獲得の資格があると称賛している。

　リバプールでチャンピオンズリーグ優勝やFAカップ優勝などのタイトルを獲得してきたジェラードだが、リーグ優勝だけは経験していない。3試合を残して首位に立つ今季は初のリーグタイトルを獲得する絶好のチャンスだ。

　ランパードはチェルシーの勝利を望みながらも、ジェラードをたたえて次のように語った。イギリス複数メディアが同選手のコメントを伝えている。

「スティービーは、いずれにしても偉大な選手として記憶されることになるだろう。彼はほぼあらゆるものを獲得してきたけど、リーグタイトルはぜひ勝ち取りたいはずだ。彼のトロフィーのコレクションに残った小さな隙間だからね」

「選手として、彼にはその資格がある。でも、感情に動かされることはないよ。僕らは勝ちたいと思っている。スティービーが偉大な選手であることは尊重するけど、今季タイトルを獲得できるかどうかによって彼の生死が左右されるわけでもないと思う」

　リバプールは試合前の時点でチェルシーを5ポイントリード。リヴァプールが勝った場合はチェルシーの優勝の可能性は消え、1試合を多く残すマンチェスター・シティだけが逆転の可能性を残すことになる。

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