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ナポリとドロー 長友は「相手の戦術にハマった」

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本田とのダービーに意欲十分

 インテルは26日、ホームでナポリと対戦し、0ー0の引き分けで試合を終えた。DF長友佑都は、望んだ結果に届かなかったことを嘆いたが、強敵相手の勝ち点1に納得している。

 長友は終盤に惜しいシュートを放つなど、攻撃で存在感を見せた。しかし、守備では左サイドを何度か突破されている。長友は、カウンターを狙っていた「相手の戦術にハマっていた」と振り返った。

「どんな試合も勝ちたい」というのは選手として当然だが、「最低限かな」と長友は語り、結果に納得しているようだ。3位のナポリは「正直、実力的には上だし、一人ひとり見てもナポリの方が上だと思う」と考える。

 前半は良いペースにも見えたが、「こっちにもチャンスがあったけど、むこうにもチャンスがあった。どっちが決めていてもおかしくなかった。ボールを支配していてもカウンターでやられたりすることはある。前半のサッカーをしていたら後半勝てた、というのはないんじゃないかな」と、難しい試合を分析した。

 引き分けという結果もあり、浮かない表情でナポリ戦を振り返った長友だが、次節の話となると自然と顔つきが変わった。

 本田圭佑が所属するミランとの大一番。累積リーチだった長友は、「今日イエロー(カード)もらわなかったのでホッとしています」と笑顔。「圭佑と対戦するのは初めて。それがミラノダービーということで…」興奮は隠せない。

「昔から、同じくらい高い志を持ってやってきた仲間でありライバル」と本田を意識する長友は「本当に選手としても素晴らしい」とたたえたが、「負けたくはない」と闘志を燃やす。

 ポジション的にも左サイドと右サイドということで「マッチアップすると思うし、良い戦いになるんじゃないかな」と話した。

 伝統のミラノダービーで実現する日本人対決。すべての日本のサッカーファンがわくわくする一戦だが、当人同士が誰よりもその瞬間を待ちわびているのかもしれない。

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