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インテル、ゴール裏閉鎖処分 サネッティのラストゲームの可能性

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ファッソーネGMは異議申し立てを示唆

 29日、ウルトラスが地域差別チャントをしたとして、インテルにゴール裏スタンドの2試合閉鎖処分が科された。MFハビエル・サネッティのラストゲームになるかもしれない試合で、インテルのサポーターがスタジアムに入場できない可能性がある。

 問題となったのは、27日のセリエA第35節ナポリ戦。インテルのウルトラスが、ナポリを差別するチャントをしたとして、スポーツ判事は2試合の閉鎖処分を科すと決定した。インテルは以前にも同様の問題で処分を科されており、このときに執行猶予となった1試合の処分が適用された形だ。

 このため、インテリスタが陣取るサン・シーロの2階北側ゴール裏スタンドは、今季のホーム最終戦となる5月10日のラツィオ戦と、来シーズンの1試合で閉鎖されることになる。

 インテルはキャプテンのサネッティが今季限りで現役を引退する予定で、その場合はラツィオ戦がキャプテンにとってホームでのラストゲームになる。その大事な一戦で、ゴール裏スタンドが空席となってしまうのだ。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インテルのマルコ・ファッソーネGM(ゼネラルマネジャー)は、異議を申し立てる予定と話している。

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