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[CL]シメオネ、モウリーニョ戦術を擁護 「戦い方が全部同じでは退屈だ」

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相手のやり方をリスペクトするアトレティコ指揮官

 アトレティコ・マドリーは30日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでチェルシーと対戦する。ディエゴ・シメオネ監督は決勝進出への意気込みを表す一方で、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が採用する守備的な戦術を擁護した。

 ホームでのファーストレグ、チェルシーの徹底的な守備に苦しみ、得点を奪えずに0-0のスコアレスドローで終えたアトレティコ。シメオネ監督は前日会見で、次のように話している。スペイン『マルカ』や『アス』が伝えた。

「まず、CL準決勝の前ならば、選手が自信を持つべきなのは普通のことだと思う。選手たちはとてもエキサイトしているよ。難しい試合、すごく激しい試合になるだろう。選手たちが望む場所にたどり着くためには、大変な努力をしなければいけないのは確かだ」

「勝てば40年ぶりのファイナル? 私のことはよく知っているはずだよ。私は立ち止まり、何が起きるかを考えることを好まない。仕事を続けることを好むんだ。より良い仕事をするチームが試合に勝つと思う。私はハードワークと意欲を信じている」

 チェルシーのモウリーニョ監督は、アトレティコとのファーストレグや週末のプレミアリーグ・リバプール戦での守備的な戦術を批判されている。だが、シメオネ監督は次のように語った。

「私はサッカー全般をリスペクトしている。試合に勝つ方法はたくさんあり、それぞれがベストと考える方法を選ぶものだ。守るのは簡単なことじゃない。あるチームが良い守備をしたのなら、それはたたえるべきだ。サッカーについて、誰にも『真実』を与えることなどできない」

「監督次第でもあるんだ。監督は選手たちと多くの時間をともに過ごしており、戦い方を選ぶ。私は、相手のやり方をリスペクトするよ。さまざまな戦い方があるのは良いことだと思う。10人で守ったり、10人で攻めたり、中盤に10人を置いたりね。そうじゃなければ、サッカーは退屈になってしまう」
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