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インザーギ:「今後についてはクラブと決める」

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後任候補の一人だが…

 ミランの下部組織を率いるフィリッポ・インザーギ監督は、新シーズンがどうなるかはクラブと話さなければいけないと話している。同監督はトップチームの次期指揮官候補の一人と言われているところだ。

 シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が12日、「指揮官の進退はシーズン後に決定する」と話したものの、クラレンス・セードルフ監督の退任が濃厚と言われているミラン。元ゼニト監督のルチアーノ・スパレッティ氏や、フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督、パルマのロベルト・ドナドーニ監督らとともに、後任候補とされているのがインザーギ監督だ。

 イタリア『スカイ・スポーツ』は、インザーギ監督が次のように話したと伝えている。

「今の私は下部組織の監督だ。ミランとは2年の契約がある。それを全うしたい。それから将来のことを見ていこう。シーズン後にクラブと話して私の今後を決めるよ」

「何があったのか、私に聞かないでくれ。私はクラレンスの親友で、彼がやってきたことを私はうれしく思っている。彼は正しい選択をした。私はより緊張の少ない自分の世界を楽しんでいるよ。監督をするのは難しいことで、大変消耗する。だが、大きな満足感を与えてくれているんだ」

 インザーギ監督はクラブとともに慎重に話を進めていくとも述べている。

「オーナーが自分を好きでいてくれること、自分から最大限を引き出そうとしていることは分かっている。だからこそ私は落ち着いているよ。どんな決断を下すにしても、ミランと私のためになるようにする。シーズンが終わるのを待って、様子を見よう」

 また、インザーギ監督は現役時代に指導を受けたカルロ・アンチェロッティ監督が模範だとしながらも、独自性が必要だと語った。

「アンチェロッティ監督とは10年以上やったし、彼のようになれることを願っているよ。だが、指揮官は自分自身でなければいけない。アンチェロッティや(ジョゼ・)モウリーニョをコピーすることはできないんだ。私はインザーギでなければいけない。自分の長所も欠点も含めてね」


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