今はオランダ代表に集中

　オランダ代表のルイス・ファン・ハール監督は、噂される来季のマンチェスター・ユナイテッド監督就任についてコメントを避けている。

　ファン・ハール監督は13日にブラジル・ワールドカップに向けた30名のオランダ代表候補メンバーを発表。会見ではやはり大会終了後の指揮官の去就にも注目が集まったが、今はオランダ代表に集中する姿勢を強調した。

「何も言うつもりはない。私がここにいるのはオランダ代表監督としてであり、未来のマンチェスター・ユナイテッド監督としてではない」

「しかるべき過程が完了するまで待つべきだ。もっと知りたければマンチェスター・ユナイテッドか、あるいは別のクラブかもしれないが、そこに質問しなければならない。これ以上は何も言うことはできない」

　先日はユナイテッドの監督就任について「そうなればうれしい」と発言し、就任に乗り気と報じられたファン・ハール監督だが、メディアの誇張だったとも主張している。

「先週はマンチェスター・ユナイテッドについていくつかの言葉を口にした。招かれざるイングランドの記者たちが来ていて、少しくらい質問に応えないのは意地が悪いことだと思ったからだ」

「いくつか言葉をつぶやいただけだが、それで60ページはあるかのような記事を書かれてしまった。だが、どうしようもないことだ」

　来季の新監督候補としてファン・ハール監督を最有力候補にリストアップしていると見られるユナイテッド。14日には今季のラスト4試合を率いたライアン・ギグス暫定監督がオランダ代表指揮官と会談するのではないかとの報道もある。

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