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カシージャスは来季もマドリーでプレー

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『マルカ』が報じる

 レアル・マドリーGKイケル・カシージャスが、来季も同クラブで続けることを決断した模様だ。スペイン『マルカ』が報じている。

 昨季、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームでディエゴ・ロペスに正GKの座を明け渡したカシージャス。同シーズン終了後にはフロレンティーノ・ペレス会長に退団の意思を示した同選手だが、今季にはコパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグでゴールを守り、両大会制覇に貢献した。そして5月27日、カシージャスは自身の代理人を務めるカルロ・クトロピア氏、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、ホセ・アンヘル・サンチェスED(エグゼクティブディレクター)と朝食を取り、同会長に対して「マドリーに残る意思を伝えたかった」との言葉を口にしたようだ。

 カシージャスはカルロ・アンチェロッティ監督から来季構想を聞いていないようだが、今季の成果は正GKに戻るに値するものと考えているという。またスペイン代表GKに絶対的な信頼を置くペレス会長は、あと3年残っている同選手との契約延長も考慮している様子だ。『マルカ』は同会長が今季のリーガエスパニョーラ優勝を逃した理由の一つとして、アウェーでのアトレティコ・マドリー、セビージャ、アスレチック・ビルバオ戦でD・ロペスがミスを犯したことを考慮していると伝えている。

 同紙はそれらの情報に加えて、マドリーが将来的の守護神としてマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの獲得を検討していると報道。しかしながら同クラブは、現状ではカシージャス、D・ロペスを擁していることで何も問題ないと考えており、そのために冬に受けたチェルシーGKティボ・クルトゥワの移籍金2000万ユーロでの逆オファーを拒否したと記している。

 カシージャスは今季出場した26試合で12失点と1試合平均の失点率を0.46%に抑え、11月27日から2月26日までの間には952分間無失点を貫き、クラブ新記録を樹立している。

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