3連覇の立役者をいきなり失うことになった。ユベントスは15日、アントニオ・コンテ監督の突然の退任を発表した。2011年の夏に指揮官に就任以降、セリエAで敵なしの強さを誇るチームを作り上げ、昨季までの3シーズンで3連覇を達成。昨季は勝ち点102でセリエA最多勝ち点記録を更新した。新シーズンの続投が発表されていただけに、まさに青天の霹靂となった。

　理由についてイタリアメディアが憶測を呼んでいる。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は補強面に関してクラブとの確執が深まったと報道。マンチェスター・ユナイテッドからDFパトリス・エブラの加入が間近に迫っているとされているが、これらは監督の意向を全くくんでいなかった模様。クラブ主導の補強策に堪忍袋の緒が切れてしまったようだ。

　今後については、ブラジルW杯でグループリーグ敗退の責任をとってイタリア代表監督を辞任したチェーザレ・プランデッリ監督(現ガラタサライ監督)の後任ポストに就くことが有力視されている。

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