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コンテ、ユベントスに感謝 今後については「明日考える」

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代表監督就任の噂にも「今のことしか考えていない」

 15日にユベントスの指揮官を退任したアントニオ・コンテ氏が、クラブや関係者に感謝の言葉を述べた。今後については、これから考えると話している。

 突如として契約解消が決定したコンテ氏。クラブの公式チャンネルのインタビューで、同氏は次のように述べている。

「いろいろなことを感じるようになっていき、この決断につながった。まず何より、どこであっても、勝つのは難しいことだ。そして大変な苦労を要する。そして、このような栄光あるクラブでは、勝利への義務があることは避けられない。おそらく、ほかの場所でやるよりも、さらに大変となる。だが、勝者であることを示した者たちは、プレッシャーに耐えることができる」

 ユベントスを去ることになったコンテ氏は、ワールドカップ(W杯)後にチェーザレ・プランデッリ氏が退任したイタリア代表の次期監督候補とも言われている。だが、コンテ氏は「今の私が考えているのは、今現在のこと、そしてこの下した決断のことだ」と述べるにとどまった。

 サポーターへのメッセージを問われると、コンテ氏は次のように述べた。

「永遠の、深い感謝を伝えたい。監督としての3年間も、現役時代も、彼らは常に愛情を示してくれた。私が望むのは、この3年間の道のりを誇ってほしいということだ。我々はスクデット3連覇を成し遂げ、スーパーカップで優勝し、勝ち点記録をつくった」

「もちろん、この3年間のすべての選手にも感謝している。彼らが私を勝者の指揮官にしてくれた。いろいろな点で彼らが私の成長を助けてくれた。クラブとアンドレア(・アニェッリ会長)にも感謝している。会長は3年前、難しい時期にある中で私を選んでくれた。この勝者のユベントスにおいて、私と一緒に働いてきたすべての人たちに感謝している」

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