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インザーギ、好発進にも「現実的にならないと」

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慎重な姿勢を崩さないミラン指揮官

 ミランのフィリッポ・インザーギ監督は、セリエA開幕戦で快勝したものの、現実的に成長を進めなければいけないと話している。

 新体制となったミランは、MF本田圭佑の先制点などで、ラツィオを相手に白星発進した。元ミランで現在ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は先日、ミランがチャンピオンズリーグ出場権を争うライバルだと警戒を示している。

 だが、インザーギ監督は次のように強調している。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「走ってはいけない。去年のミランに何があったかは、知ってのとおりだ。だから、現実的になる必要がある。我々は最初の目標を達成した。サポーターが再び近くにいてくれるからだ。ミランには大きな意欲があるが、予想をしようとは思わない」

「わずか20日前までは、ミランは10位だとか言われていたんだ。私は決してリミットを設けたりはしないが、ほかのチームたちも強化しているんだよ。とにかく、我々はミランのDNAを再構築するためにハードワークする。自分の心のチームを率い、さらによく歓迎されているというだけで、私にとってはすでに大きな誇りだ」

 ミランはFWフェルナンド・トーレスらを獲得した。インザーギ監督はクラブのマーケットに満足しているようだ。

「クラブと会長に感謝したい。素晴らしい選手たちが加わった。F・トーレスは素晴らしい選手だ。テストの結果も素晴らしかった。良い形で加わってくれたよ。2時間半もファンにサインしたりね。これで我々には7人の素晴らしいアタッカーがいる。複数の解決策を試せるだろう」

「選手たちには規律と厳格さを求める。真のグループはそうやってつくられるんだ。我々は良い道にあると思う。だが、その道のりはまだ長いんだ」

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