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ボヌッチ:「キエッリーニは代表に残りたかった」

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クラブの対応には理解

 ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、負傷したDFジョルジョ・キエッリーニがユーベに呼び戻されたことについて、クラブの決定を尊重すると述べている。キエッリーニ自身は代表チームに残ることを望んでいたと捉えているようだ。

 キエッリーニは負傷のため9日に行われるEURO2016予選ノルウェー戦の出場が不可能となった。一旦はそのままチームに帯同すると発表されたものの、クラブの意向を受けてトリノへ戻ることになり、対応をめぐってイタリアサッカー連盟とユーヴェの対立も取りざたされた。

 クラブでもキエッリーニとチームメートのボヌッチは、試合のため到着したオスロで次のように述べた。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「ジョルジョとしては、僕らと一緒にここに残りたかっただろうね。僕らみんなが、彼がどういうタイプで、どのように仕事をするタイプなのか分かっている」

「でも、ユーベは今後重要な試合が相次ぐので、彼のコンディションを確認する必要があったんだ。クラブが決めたことに従わなければならない。ユーヴェは自分たちの力を押しつけたかったわけではなく、そういう必要性があっただけだ」

 ユベントスでも指導を受けたアントニオ・コンテ監督の手法には信頼の言葉を述べた。

「ここではあまり練習する時間がない。2試合があるだけだ。コンテ監督の下では力強いリズムで練習をすることになるけど、何をやるべきか、どうやってボールを回すべきか分かった上でのことだから、楽しいよ」

「サッカーチームには監督がいて、ルールを決めるものだ。選手たちの役割はそのルールを守ることだ。コンテ監督は僕らに決断を押しつけるのではなく、僕らを導いてくれる。それがユーベを勝利に導いた秘訣だし、代表でもそうなることを願っているよ」

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