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ファン・バステンがAZ監督退任、コーチとして残留

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「肉体的にも精神的にも問題となっていた」

 AZは16日、クラブの公式ウェブサイトで、マルコ・ファン・バステン監督が退任し、アシスタントコーチに就任したと発表した。これまでアシスタントコーチを務めていたアレックス・パストール氏が新たに指揮官となる。

 先月末から健康面での問題で休養していたファン・バステン氏。クラブは状況について詳細を公表しなかったが、オランダメディアは、先月父親が亡くなったことへの心労による心臓の動悸が問題と報じていた。

 代役として暫定的にチームを指揮していたパストール氏は、週末のリーグ戦を前に、試合が終わってからクラブとファン・バステン監督が話し合うとだけ明かしていたが、最終的に監督の座を退任するものの、コーチとしてチームにとどまるという解決策に達したようだ。

 クラブによると、ファン・バステン氏はアシスタントコーチとして2016年夏までの契約を結んだとのこと。同氏は次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「この数年で、監督という役割が肉体的にも精神的にも私にとって問題になることが分かった。だから、AZに対して誠実であろうとう決めたんだ」

「AZの練習に戻りたかったが、監督してではなかった。だから、AZにこの希望を伝え、パストールやデニス・ハール(コーチ)らとさらに話し合った末に、我々は全員に適した解決策を見つけたんだ。よりスポットライトを浴びない、新しい役割に満足している。私はピッチで若手を育てたい」
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