クラブ世界一の座を目指すマドリー

　レアル・マドリーは20日、トヨタプレゼンツFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)2014決勝でサン・ロレンソと対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督は、リラックスしてファイナルに臨むと語った。

　公式戦21連勝と勢いの止まらないマドリー。南米王者を相手にクラブ世界一の座を目指すアンチェロッティ監督は、前日会見で次のように話している。スペイン『マルカ』や『アス』が伝えた。

「技術的なクオリティーだけでなく、自分たちのクオリティーのすべてを示す必要がある。しっかりと組織し、闘争心や意欲、情熱をもってプレーしなければならない。完全なパフォーマンスが必要だ。ファイナルはクオリティーだけでは勝てないんだよ」

　アンチェロッティ監督は試合前に選手たちを特に鼓舞する必要はないと話している。

「こういう試合では、特別に鼓舞するためのスピーチは必要ないんだ。こういう試合では、プレッシャーがかかりすぎるとアツくなってしまう可能性がある。選手たちはそれぞれの役割について明確な考えを持たなければいけない。全員が十分にモチベーションを感じるだろう」

「我々は落ち着いているよ。良いことが起きるという自信を持たなければいけない」