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「忘れたい出来事も…」2014年最終戦でスアレスがリーガ初ゴール

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[12.20 リーガ・エスパニョーラ第16節 バルセロナ5-0コルドバ]

 リーガ・エスパニョーラは20日、第16節を行い、バルセロナはホームでコルドバに5-0で大勝した。この試合でFWルイス・スアレスがリーガ出場8試合目にして初ゴールを決めた。

 1-0で迎えた後半8分、MFアンドレス・イニエスタのスルーパスに反応したFWペドロ・ロドリゲスの折り返しをスアレスが冷静に流し込み、追加点。欧州CLでは11月25日のアポエル戦、今月10日のパリSG戦でゴールを決めていたスアレスだが、リーガでは待望の初ゴールとなった。

「僕がアタッカーなのも、ゴールを決めなければならないことも分かっている。でも、チームメイト全員の助けがあれば、ゴールはやがてやってくるだろうと信じ切っていた」

 クラブ公式サイトでリーガ初ゴールをそう振り返ったスアレスは何よりもチームの勝利を喜んでいる。前節・ヘタフェ戦に0-0で引き分け、連勝が4で止まったが、再び白星を挙げ、中断期間に入った。

「連勝記録は途切れたが、最も大事なのは勝ち点3を手にしたことだ。ここからは休息し、次のライバルについて考えていくことだ」

 リーガは一時中断に入り、来年1月3日に再開。バルセロナは1月4日に敵地でソシエダと対戦する。今年はブラジルW杯での噛み付き行為により4か月間の公式戦出場停止処分を受けたスアレス。バルセロナデビューも10月25日のレアル・マドリー戦と出遅れたが、その後は全8試合に出場し、うち7試合に先発と着実にチーム内での地位を築いている。

「個人的には忘れたい、つらい出来事もあったが、でも、僕の夢だった世界一のクラブに来ることができて、とても幸せだ」。2014年をそう振り返ったスアレス。最後はリーガ初ゴールで年内最終戦を締めくくり、2015年の爆発を誓った。


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