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チェルチ、本田とのポジション争いも問題なし

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「ビッグクラブなら競争があるもの」

 ミランMFアレッシオ・チェルチが7日、入団会見に臨んだ。ミラン加入への喜びを表し、MF本田圭佑とのポジション争いも問題ないと話している。

 6日のサッスオーロ戦でデビューを飾ったチェルチ。右サイドを主戦場とする同選手は、アジアカップ出場で離脱中の本田とポジションを争うことも予想される。会見でチェルチは次のように述べた。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。

「ここにいるのは名誉なことであり、誇りに思う。ミランからの関心を知って、数日考えてからミランを選んだ。ここに来ることができてうれしいよ。監督が強く望んでくれたから、良い気分さ。昨日の試合で負けたから、僕らは少し落胆したけど、すぐに挽回しなければいけない。試合勘を欠いているけど、フィジカルの調子は良いよ」

「ビッグクラブでは常に競争があるものだ。ポジション争いで苦しんでいたら、ここに来ることはない。本田とは問題なく共存できるよ。今はチームメートなんだ。監督やフロントの信頼は、僕をここに来させる後押しとなった。できるだけ長くミランにいたい」

 アトレティコ・マドリーでインパクトを残せなかったことについては、自分の責任だと述べた。

「うまくいかないときは、常に選手の責任だよ。僕は(夏のマーケットの)最後にマドリッドへ向かった。調子を取り戻そうとしたけど、うまくいっているチームで一定の立場を奪うのは難しいことだ。僕の責任でしかないよ。監督は監督の選択をする。(ディエゴ・)シメオネ監督を悩ませようと努めたけど、それができなかった」

 チェルチはイタリア代表復帰への想いも口にしている。

「ブラジル・ワールドカップはひどかったけど、僕は素晴らしいグループの一員だったことを誇りに思っていた。ミランに来たのはそのためでもある。主役として代表でプレーできることを、(アントニオ・)コンテ監督に示すためにね。代表をすごく大切に思っているんだ。監督を納得させなければ」

「コンテ監督が僕を評価してくれているのは知っている。あまりプレーしていなければ、招集するのが難しいのは当然だ」

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