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ミラン、インザーギの立場に揺らぎなし? ベルルスコーニは「受け入れられない」と怒り

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格下相手の黒星で騒がれるミラン

 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長はやはり、18日のアタランタ戦の黒星に怒りを覚えているようだ。それ以上に「がっかり」しているという。

 本拠地サン・シーロで残留を争う格下相手に0-1と敗れ、大きな批判を浴びているミラン。観客たちからもブーイングが飛んでいる。

 当然、オーナーも納得していないようだ。イタリア『ANSA通信』が、同名誉会長が次のようにコメントしたと報じている。

「怒っているというよりも、がっかりしている。今がもうバルセロナに敵地で勝っていたような時代ではないことは理解している。だが、給料が我々の選手たちの5分の1でしかない選手たちのチームに負けるなど、受け入れられないことだ」

 6試合で1勝と苦しんでいるミランだけに、フィリッポ・インザーギ監督の立場も危うくなっているとの報道が浮上している。

 だが、『スポーツメディアセット』は19日、ミラネッロで1時間にわたってチームと話をしたアドリアーノ・ガッリアーニCEOが、インザーギ監督の立場に揺らぎがないことを強調したと報じている。

『スポーツメディアセット』によると、同CEOは、開幕から7試合で勝ち点14を稼いだチームがその後の12試合で勝ち点12だったことに不満を示し、奮起をうながしたという。

 上層部からの「喝」は、セリエA次節にどう影響するだろうか。ミランは24日、敵地でラツィオと対戦する。


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