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皇帝アドリアーノ、フランス2部での復帰は立ち消えに?

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 フランス2部のル・アーブルでプレーを再開することになると見られていた元ブラジル代表FWアドリアーノだが、その話は白紙に戻されることになるかもしれない。

 かつてはイタリア・セリエAやブラジル代表での活躍で「皇帝」の異名を取ったが、ここ数年は定期的にプレーできない状態が続いていたアドリアーノ。昨年2月に加入したアトレチコ・パラナエンセはわずか2か月で退団し、現役続行を目指して新たなクラブを探していた。

 12月末には、ル・アーブルがアドリアーノ獲得の合意を発表。クラブの売却が完了し、フランスクラブ経営監査理事会の承認を得れば同選手との契約が正式に完了する予定だった。

 だが、フランスメディアによる報道としてイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えたところによれば、ル・アーブルのクラブ売却は暗礁に乗り上げているとのこと。クラブ買収とアドリアーノ獲得を約束していたクリストフ・マイヨル氏は資金難に陥っており、今週末の期限までに800万ユーロを用意できなければすべては白紙に戻るという。

 マイヨル氏は過去にナント、ニーム、グルノーブルの買収を試みた際にも資金を用意できず失敗したと伝えられている。アドリアーノはピッチに戻るチャンスを奪われてしまうことになるのだろうか。
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