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降格圏脱出を目指すドルトムント、クロップは辞任の可能性を考えず 「ミッションを成功させる」

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 ドルトムントユルゲン・クロップ監督は5日、週末のブンデスリーガ第20節フライブルク戦に向けて会見に臨んだ。前節の黒星を払しょくしなければいけないと話した指揮官は、辞任の可能性を否定している。

 後半戦初戦でレバークーゼンと0-0で引き分けたドルトムントは、4日のアウクスブルク戦でも得点を奪えず、0-1と敗れた。勝ち点16で最下位と低迷が続いている。同18で15位につけるフライブルクとの一戦で勝利を取り戻し、降格圏を抜け出したいところだ。

 クロップ監督は会見で、アウクスブルク戦の敗因について、次のように述べている。

「意志の問題じゃない。だが、判断ミスが多いんだ。だから最後の決定機を決められないし、ちょっとした好機をより大きなチャンスにすることができていない。だが、判断については改善できると信じているし、そうしなければいけない」

「より勇敢に取り組むことも必要だ。試合中、不利になっても焦らないことだよ。昨日も失点してからなかなか立ち直れなかった。それぞれがそれを乗り越えていかなければいけない。試合中にすべてがうまくいかないことにも、もう慣れているはずだ。毎回、ショックを受けているようではいけない」

 クロップ監督は、ミスを重く受け止めすぎてはいけないと続けた。

「自分に対して、ミスを許すことも重要だ。ミスを恐れてはいけない。サッカーには必ずあるものだからだ。チャンスを逃したときも同じだよ。それでいちいち落ち込んではいられない」

 低迷が続くドルトムントだけに、クロップ監督の進退をめぐる騒ぎは絶えない。だが、指揮官は辞任を考えていないようだ。

「ウィンターブレイクで自分も充電しなければいけなかった。今はフルチャージだよ。一つの試合を落としたからといって、すべてを投げ出すようなことはしない。現実的に考えて、このミッションを成功させることができる。そう信じているから、(諦めることは)テーマにしない」

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