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清武、追撃弾演出も…酒井宏は失点に絡み前半で交代

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[2.7 ブンデスリーガ第20節 ハンブルガーSV2-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは7日、第20節2日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でハンブルガーSVと対戦し、1-2で敗れた。清武は左MF、酒井は右SBで先発したが、酒井はハーフタイムに交代。清武も後半40分にベンチへ下がった。

 試合は序盤からハノーファーが優勢に進め、前半23分にはMFサリフ・サネがPA内でMFラファエル・ファン・デル・ファールトに倒され、PKを獲得。ところが、FWホセルがゴール右を狙ったキックはGKに弾かれ、絶好の先制機を生かせなかった。

 すると直後の前半26分、酒井のバックパスが奪われ、ハンブルガーSVは左サイドからMFゾルタン・シュティエベルがクロス。これがハノーファーDFマルセロに当たってゴール方向に飛び、GKの頭上を越えてゴールマウスに吸い込まれるオウンゴールとなった。

 失点につながるミスを犯した酒井はハーフタイムにDFジョアン・ペレイラと交代。今冬にバレンシアから加入したポルトガル代表の右SBは移籍後初出場でブンデスリーガデビューとなった。しかし、後半も流れは変わらず、ハンブルガーSVは後半5分、MFマルセル・ヤンゼンの左足ミドルがマルセロの足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らす。ハノーファーはまたしてもアンラッキーな失点で2点ビハインドとなった。

 反撃に出たいハノーファーは後半19分、清武の左クロスにマルセロが頭で合わせるが、GKがキャッチ。それでも同21分、右CKのショートコーナーから清武が左足で上げたクロスのこぼれ球をマルセロがヘディングシュート。これはクロスバーに阻まれたが、跳ね返りを途中出場のFWアルトゥル・ソビエフが頭で押し込み、1点を返した。

 その後も攻勢を強めるハノーファーだが、2点目が遠い。清武が後半40分に交代すると、後半アディショナルタイムには絶好の位置でFKのチャンスを得るもMFラース・シュティンドルのキックはゴール右へ。結局、最後まで同点に追いつくことはできず、1-2の敗戦で後半戦初勝利を逃し、これで4試合勝ちなし(2分2敗)となった。


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