beacon

「ロングボール・ユナイテッド」に反論のファン・ハール 資料持参で会見

このエントリーをはてなブックマークに追加

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は、「ロングボール・ユナイテッド」ではないと強調した。

 8日に行われたプレミアリーグ第24節でウェスト・ハムと1ー1で引き分けた後、敵将のサム・アラダイス監督は、「ロングボール・ユナイテッドに対処できなかった」とコメント。MFマルアン・フェライニをめがけたロングボール戦術を揶揄していた。

 しかし、ファン・ハール監督はユナイテッドのサッカーがあくまでポゼッション主体だと強調。指揮官は10日、「こういった質問は予想していた」として、ボールの動きやデータなどが記されたウェスト・ハム戦のデータを持参の上で説明した。

「ビッグ・サム(アラダイス監督)の解釈は良くないと言わなければいけない。難しいことではない。申し訳ないが、我々はボールポゼッションを考えたプレーだ」

「後半は多くのチャンスをつくったが、70分経ってもそれを生かせなかった。そして、私はスタイルを変えたんだ。フェライニのクオリティーを考慮した上で、前線へのボールが増えた。それによってゴールが決まったのだから、監督の判断は良かったということだと思う」

「しかし、全体の割合を見れば、ウェスト・ハムは71%がロングボールで、我々は49%だ。62%のポゼッションがあるとき、ロングボールだけということはあり得ない。彼らが71%で、こちらは49%だ。それをコピーしてビッグ・サムのところに持っていけば、彼も理解してくれるだろう」

 ユナイテッドは11日にバーンリーと対戦する。

▼関連リンク
プレミアリーグ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP