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ユーベ、ピルロ弾で逆転勝利 白星を取り戻してドルトムント戦へ

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 20日に行われたセリエA第24節、ユベントスアタランタの一戦は、2-1でホームのユベントスが勝利を収めた。

 前節チェゼーナ戦で引き分けたユベントスは、ミッドウィークにチャンピオンズリーグのドルトムント戦を控えているが、アッレグリ監督が前日に明かしたように、メンバーを落とすことはせず。次節はローマとの天王山だが、累積警告リーチのポグバもスタメンに名を連ねる。

 主導権を握りながらも、ユーベはなかなか決定機につなげられず。19分にはピルロの鋭いスルーパスから、ジョレンテがチャンスを手にしたが、シュートはポストの横へそれる。

 すると、アタランタは24分、エマヌエルソンとデニスのコンビネーションから、相手に当たったこぼれ球にゴール前のバセッリが反応。絶好機だったが、シュートはブッフォンに阻まれる。

 だが、これで得たCKから、アタランタは先制に成功。ニアに飛び込んだミリアッチョのヘディングシュートが、ファーサイドのポストを叩いてからゴールに収まった。

 直後にテベスがミドルシュートを放ち、すぐに反撃を開始したユーベだが、27分のペレイラのチャンスもスポルティエッロのセーブに遭う。39分には、ポグバの見事なパスから、ペナルティーエリア内でフリーとなったカセレスが狙うが、これもスポルティエッロに防がれる。

 しかし、ユーベもこのセットプレーから得点を奪った。飛び込んだボヌッチのヘッドは、スポルティエッロにセーブされたが、こぼれ球に詰めて混戦とすると、最後はジョレンテが押し込む。

 同点に追いついたユーベは、前半のうちに逆転に成功。ピルロがペナルティーエリア外から右足で見事なミドルシュートを突き刺し、2-1としてハーフタイムを迎えた。

 後半に入ってもユーベはペースを緩めず。54分にはテベスの緩やかなクロスに、フリーのポグバが反応。ヘディングシュートはスポルティエッロのファインセーブに阻まれたが、3点目に迫る。

アッレグリ監督は65分、ドルトムント戦やローマ戦を見据えてか、ポグバを下げてリヒトシュタイナーを投入。75分に審判団への抗議からコラントゥオーノ監督が退席となったアタランタに追いつくチャンスを許さず、試合をコントロールしていく。

 終盤に向かうにつれ、ボアキエやゴメスを投入し、同点弾を目指したアタランタに手こずったユーベは、3点目を奪って勝負を決めることこそできなかったが、逃げ切りに成功。白星を取り戻して欧州での大一番に臨むこととなった。2位ローマとの勝ち点差は暫定で10ポイント。そのローマは22日にエラス・ベローナと対戦する。

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