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コウチーニョが決勝ミドル! リバプールがシティ撃破で5位浮上

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[3.1 プレミアリーグ第27節 リバプール2-1マンチェスター・C]

 プレミアリーグは1日、各地で第27節を行い、リバプールはホームにマンチェスター・シティを迎えた。前半はお互いに1得点を取り合ったが、後半30分にMFコウチーニョが2試合連続ゴールとなる決勝点を挙げ、リバプールが2-1で勝利。3連勝で5位に浮上した。

 試合を動かしたのはリバプールだった。前半11分、高い位置でボールを奪ってコウチーニョがドリブルで攻め上がる。コウチーニョからMFラヒーム・スターリングへとつなぎ、PA左手前でパスを受けたMFジョーダン・ヘンダーソンが右足一閃。鮮やかなミドルがゴール右隅におさまり、リバプールが先制する。

 一方のシティも前半13分に決定機。MFダビド・シルバの自陣からのフィードに抜け出したFWセルヒオ・アグエロがPA左から左足シュート。これは右ポストに嫌われたが、徐々に攻勢を強めたシティが同点に追いつく。25分、アグエロが右サイドから中央へ斜めにドリブルで切れ込み、スルーパス。これに反応したFWエディン・ジェコが落ちついて右足でゴールに流し込み、1-1で前半を終えた。

 前半のうちに追いついたシティは後半1分、タイミング良くオーバーラップしたDFパブロ・サバレタの右クロスをアグエロが頭で合わせたが、わずかにクロスバー上に外れる。対するリバプールも18分、FKからMFアダム・ララーナがゴールネットを揺らしたが、ララナに頭で落としたDFマルティン・シュクルテルのオフサイドでゴールは認められなかった。

 お互いにチャンスを逃した中、迎えた後半30分、リバプールは縦パスを受けたスターリングが前を向き、ドリブルからコウチーニョへと送る。PA左手前でパスを受けたコウチーニョが自らシュートコースを作って、右足ミドルシュート。これが右サイドネットに突き刺さり、リバプールが2-1で勝ち越しに成功した。

 再び追う展開となったシティは後半33分にMFフェルナンジーニョに代えてFWウィルフリード・ボニーを投入し、反撃に出る。34分、アグエロが個人技からPA右の角度のないところから右足シュートを放ったが枠をとらえきれない。38分にはMFフランク・ランパードも送り出したが、最後まで追いつくことが出来なかった。

 試合はそのまま2-1で終了し、リバプールが勝利。ミッドウィークにヨーロッパリーグ敗退が決定したリバプールだったが、リーグ戦ではこの日を含む3試合でシティ、サウサンプトン、トッテナムと上位勢に連勝。昨年12月21日から続く負けなしも11試合(8勝3分)に伸ばした。

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