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ナポリ、ベニテスは敗戦翌日も怒り冷めやらず?

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 ナポリラファエル・ベニテス監督は、1日のセリエA第25節トリノ戦で精彩を欠き、0-1と敗れたことへの怒りが収まらないようだ。イタリアメディアは2日、ベニテス監督が同日の練習でチームを叱責したことを報じている。

 リーグ戦6連勝と好調だったナポリは、トリノに勝てば2位ローマに暫定ながら勝ち点で並べる状況だった。だが、ナポリがトリノに敗れ、ローマがユヴェントスと引き分けたことで、その差は逆に4ポイントに広がっている。

 トリノ戦後、ベニテス監督は普段と違い、苛立ちを隠さず、報道陣の取材にも消極的だった。口数は少なく、「いくつかのエピソードが気に入らなかった」と発言。判定に関する不満ともうかがえるが、詳細を問われると返答を断り、「怒っているから話さない方がいい」と回答を拒んでいる。

 ベニテス監督の怒りは相当だったようで、指揮官は2日の練習前にリッカルド・ビゴンSD(スポーツディレクター)や選手全員とミーティングを行い、選手たちの試合への姿勢を叱責したようだ。

 そして、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「公式ウェブサイトでこのように明かすのは珍しい」と報道。クラブが公式にこう伝えたと内容を報じた。

「ベニテス監督は練習前に長いミーティングを行い、そこでトリノ戦のミスを分析した。後半と比べて前半のアプローチや姿勢が間違っていたことを強調し、後半の姿勢が今後に向けた正しい道だと指示している」

「ベニテス監督はチームに、これまで達成した目標や獲得してきたトロフィーは、その(トリノ戦後半)のような仕事によるものであると強調した」

 なお、現在、公式ウェブサイトにこの記載は見当たらない。

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