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EURO予選苦戦中のオランダ…スペインに快勝、ヒディンク監督も雑音ピシャリ

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[3.31 国際親善試合 オランダ2-0スペイン]

 3月31日に行われた国際親善試合で、オランダ代表がホームでスペイン代表を2-0で下した。

 オランダがW杯のリベンジを許さなかった。両国は、2010年南アフリカW杯の決勝で激突。その時はスペインが1-0で勝利し、世界一に輝いたが、昨夏のW杯のグループステージの対戦では、オランダが5-1で大勝。スペイン時代に終止符を打った。

 この日の試合でもホーム・アムステルダムに集結した自国サポーターの声援に押されて、オランダが試合を優位に進める。前半12分にCKの流れからDFステファン・デ・フライのヘディングシュートで先制。同15分にはMFデイビ・クラーセンがこぼれ球を押し込み、早々に試合を決めた。

 快勝をおさめたオランダだが、現在戦っているEURO予選では苦しい戦いを強いられている。A組を戦うオランダは、首位チェコと勝ち点6差の3位。28日のトルコ戦は、後半アディショナルタイムのゴールで何とか1-1のドローに持ち込んだものだった。

 国内では様々な議論がなされ、ヨハン・クライフ氏は「オランダのサッカーは目の毒」と酷評。厳しい立場に置かれているフース・ヒディンク監督だが、試合後のインタビューでは、「もうメディアと戦いたくない。サッカーに集中したいんだ」と雑音を跳ね除けた。

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