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本田不在で連勝を狙うミラン インザーギは「批判は受け入れるが影響されないように」

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 ミランは4日、セリエA第29節のアウェーでのパレルモ戦に臨む。試合前日の会見でのフィリッポ・インザーギ監督のコメントをイタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

 前節カリアリ戦では4試合ぶりの白星を挙げ、ヨーロッパリーグ出場圏内への浮上にわずかな望みをつないでいるミラン。パレルモ戦では10月以来となる連勝を狙いたいところだ。

 日本代表から戻ったMF本田圭佑は「数週間」の離脱を強いられる見通しとなり、パレルモ戦は確実に欠場。指揮官は難しい試合だと認めながらも自信をのぞかせている。

「難しい試合になるのは分かっている。このスタジアムではユヴェントスも苦戦していたからだ。だが、カリアリ戦でできたことをこの試合につなげなければならない」

「ここ2試合は良い戦いができている。フィレンツェでもミランらしい戦いをして、負けるべきではない試合に敗れた。今回もまた重要な試練になるが、良い試合をすることができると確信している」

 ミランは中国資本への株式売却が盛んに騒がれているが、インザーギ監督は問題に立ち入ろうとはしなかった。

「どうなるのか、私に質問する必要はない。何を答えられるだろうか? 私に分かっているのは、素晴らしい会長がいることと、(アドリアーノ・)ガッリアーニが夜も眠らずにミランのために何ができるか考えていることだ」

 低迷するミランに対してメディアからの批判が止むことはないが、チームの戦いに影響が及ばないことを監督は望んでいる。

「批判は受け入れるが、良い部分があったことについても書かれるべきだろう。たとえば、(ジェレミー・)メネズが15ゴール決めていることは誰も気にしていない。彼にとってキャリア最高の年だ」

「私が選手だったときも、いつもゴールを決めながらも変わらず批判を受けていた。とにかく、チームがあまり影響されないことだけを願いたい」

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