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後半の巻き返しを喜ぶクロップ 「仲間のために頑張ってもらった」 スーパーゴールのケールには驚く

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 ドルトムントは7日、DFBポカール準々決勝でホッフェンハイムをホームに迎え、延長戦の末に3-2の勝利を飾った。ユルゲン・クロップ監督は、勝利にふさわしい戦いができたと胸を張っている。クラブ公式サイトやドイツ『ルールナハリヒテン』が、指揮官のコメントを伝えた。

 ドルトムントは立ち上がりにセットプレーからDFネベン・スボティッチが決めて先制しながらも、前半のうちにそのスボティッチのミスもあって逆転を許した。

 だが、後半に立ち直って同点に追いつくと、延長後半にはMFセバスティアン・ケールの見事なハーフボレーが決まって、ベスト4入りを決めている。

 クロップ監督は試合後、次のように話した。

「結果が表現するとおり、我々の方がわずかに優れていた。非常に激しい試合だったね。前半はうまくやっていたが、攻撃ではっきりとしたプレーができていない。後半は素晴らしい反応だったとしか言えないよ」

「(ハーフタイムに)選手たちには、ネベンがどんな気持ちで家に帰るかを決めるのは自分たちだと伝えた。ネベンはゴールを決めたが、失点を与えてしまったからね。仲間のために、みんなに頑張ってもらったよ」

 値千金のスーパーゴールを決めたケールは、2002年からドルトムントに所属しているが、カップ戦でゴールを決めたのは初のことだ。

「相手を圧倒するようなプレッシャーをつくり、同点にした。そして、セバスティアンがやってくれたね。あんなのを決めたのは本当に喜ばしい。あんなことができるなんて知らなかったよ。彼が今日のヒーローになったのは美しいことだ」

「しっかり回復して、土曜日のボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦に臨む」とクロップ監督。8万人以上の観客が見守る中で良い勝ち方をしたドルトムントは、この雰囲気を次につなげられるだろうか。

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