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[国内杯]バーゼルは18歳FWの活躍で3発快勝、3年ぶり制覇に王手…柿谷は出番なし

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[4.8 スイス国内杯準決勝 ザンクト・ガレン1-3バーゼル]

 スイス国内杯は8日、準々決勝を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルは敵地でザンクト・ガレンと対戦し、3-1で勝利。6月7日に行われるシオンとの決勝戦に駒を進めた。ベンチスタートの柿谷は最後まで出番はなかった。

 バーゼルが立ち上がりからボールを支配すると、前半14分、FWブレール・エンボロが左サイドの深い位置から巧みに相手をかわして中央へラストパス。これをFWシュケルツェン・ガシが左足で押し込み、先制に成功する。さらに同22分にもエンボロがチャンスを演出したが、MFマティアス・デルガドのシュートは相手DFのブロックに阻まれた。

 前半38分、ドリブルで相手をかわしたMFダビデ・カラが左PAから右足を振り抜いたが、ゴール右へと外れる。前半終了間際の44分、デルガドの左CKがファーサイドまで流れ、ガシと競り合った相手DFのオウンゴールを誘い、2-0で前半を折り返した。

 後半開始からザンクト・ガレンの反撃に耐える時間が続いたバーゼルだったが後半15分、センターサークル付近からエンボロの絶妙な浮き球パスで左サイドを抜け出したガシがPA左の角度のないところから左足シュート。これが右サイドネットに突き刺さり、リードを3点に広げた。

 その後、バーゼルは後半42分に失点したが、リードを守り抜いて3-1で勝利。4年連続となる決勝進出を決めた。なお、これまで11回優勝しているバーゼルは直近で2011-12シーズンに優勝しているが、12-13、13-14シーズンと2年連続で準優勝に終わっている。

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