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レアル、ラージョに辛勝も…次節はC・ロナウド、クロース、ハメスが出場停止の緊急事態に

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[4.9 リーガ・エスパニョーラ第30節 ラージョ 0-2 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第30節2日目を行い、2位レアル・マドリーが9位ラージョのホームに乗り込み、2-0の完封勝利を収めた。

 直前の試合で首位のバルセロナが勝利を収めており、是が非でも勝ち点3がほしいレアル。前半10分に右サイドを駆け上がったDFダニエル・カルバハルのグラウンダーのクロスから、MFハメス・ロドリゲスが右足で狙うもボールはGKダビド・コペーニョの正面を突いた。

 対するラージョも序盤から積極的にシュートを放ち、前半11分には左サイドでボールを受けたMFアドリアン・エンバルバが強烈なシュートを放つがボールは右に逸れる。さらに同15分にはMFアルベルト・ブレノがミドルレンジから狙うも、GKイケル・カシージャスに阻まれて先制点を奪うには至らなかった。

 ラージョに押し込まれる時間帯が続いたレアルは、前半23分にMFルカ・モドリッチのパスから抜け出したFWガレス・ベイルがダイレクトボレーでネットを揺らすが、これはオフサイドの判定に取り消される。

 その後もラージョが主導権を握り、前半34分にはCKからFWマヌーショがゴールを脅かすもカシージャスの好セーブに遭い、さらに同44分にはDFティトのクロスをMFロベルト・トラショーラスがヘッドで合わせるが、これもカシージャスに弾き出された。ラージョペースで試合が進みながらも、前半はスコアレスのまま折り返した。

 後半立ち上がりにFWクリスティアーノ・ロナウド、MFトニ・クロース、FWガレス・ベイル、DFダニエル・カルバハルが警告を受けたレアルは、前半20分に通算5度目の警告を受けていたJ・ロドリゲスに続いてC・ロナウドとクロースが次節出場停止となってしまう。

 何とかラージョゴールをこじ開けたいレアルは後半10分、C・ロナウドのパスからDFマルセロが強烈なミドルシュートを放つも枠を捉え切れず。さらに同20分にはPA内に侵入したJ・ロドリゲスが狙ったが、ボールは枠上に飛んでしまう。しかし、同23分にカルバハルのクロスをC・ロナウドがダイビングヘッドで押し込んで、ついにスコアを1-0とした。

 さらに後半29分にはC・ロナウドのパスを受けたJ・ロドリゲスが、鮮やかにネットに突き刺してリードを2点差に広げる。その後、追加点こそ生れなかったものの、カシージャスを中心とした守備陣がラージョに得点を許さずにレアルが2-0の完封勝利を収めた。次節、主力3人を欠くこととなったレアルはホームでエイバルと対戦する。


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