beacon

別れの拍手よりもチームへの応援を求めるクロップ「今は場違い」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今シーズンでドルトムントを去ることが決まったユルゲン・クロップ監督が、16日に会見を行った。指揮官は、ファンに対してチームのサポートを求めている。

 18日に行われるブンデスリーガのパダーボルン戦は、クロップ監督の決断が公になってから最初のホームゲームだ。どのようなサポーターの反応を予想しているかと問われたクロップ監督は、このように答えた。

「私が何を予想するかは大事じゃない。試合をするための雰囲気であることを願っている。昨日のこと(辞任発表)を人々がどう思うか、私には分からない。だが、まだ8試合残っている。我々コーチ陣を祝福したいと思っている人がいるなら、今は場違いだとしか言えないね」

「今そんなことをする時間はない。別れを言うのは、そのときが訪れてからだよ。スタジアムでは、最初の瞬間から最後の瞬間まで応援してほしい。それが一番大事だと思っている。そのほかのことは、そのときがやってきたらだ」

 チームには、15日の会見の後で伝えたそうだ。そのときの様子を明かしている。

「誰も拍手しなかった。喜びはなかったようだね。もちろん、こういったことを消化するのに少し時間はかかるかもしれない。昨日はその時間がなく、練習では体が重いようだった。でも、今日からは普通に練習をする」

「もちろん、この特別なストーリーには、特別なエンディングがふさわしい。でも、それは私が求めてそうなるものではないね」

 ドルトムントは良い形でクロップ監督を送り出せるだろうか。


▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP