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退任表明のクロップ「ドルトムントが恋しくなる日が来るのは分かっている」

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[4.18 ブンデスリーガ第29節 ドルトムント3-0パダーボルン]

 ブンデスリーガは18日、第29節2日目を行い、ドルトムントはホームでパダーボルンと対戦し、3-0で快勝した。ユルゲン・クロップ監督は「前半はあまり満足のいく結果ではなかったが、(後半3分で)1-0になってからスイッチが入った」と振り返り、「我々は勝利にふさわしい試合をした。1-0になってからはチームがうまく機能し、本当に良い試合をした」と総括した。ブンデスリーガ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

 15日に今季限りでの退任を発表したクロップ監督はチームの反応について「水曜日(15日)はあまり良くなかった。これほど密に一緒に働いてきて、このような知らせを公式発表後に伝えるのは喜ばれることではない。良くはなかったけれど、木曜日からはまたいつものように戻った」と明かし、自分自身の心境についても語った。

「ドルトムントのことが恋しくなる日が来ることは分かっている。しかし、そのようなことで頭を悩ます時間はないので、今は何も感じていない。残り6試合で退任を表明した状況で、どのように振る舞うべきか書かれた参考書があるわけでもない。自分がどのような影響を与えることができるのかに焦点を当てたい。別れやその他のセンチメンタルなことをは考えていない」

 退任発表後最初の試合で3試合ぶりの白星を飾り、ブンデスリーガは残り5試合。DFBポカール(ドイツ国内杯)も準決勝まで勝ち残っている。

「この数日間、今回の決断をずっと頭で考えていてポジティブなことは少なかった。しかし、数少ないポジティブなことはその可能性があり得るということだ。そのためには、このシーズンを良い形で終えなけばならない。いつかそれぞれ別の道へ進めば、それぞれが良い方向へ進む。それは人生において重要なことだ」


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