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ノイアー、ドクター辞任騒動に「反応する時間はなかった」

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 バイエルンは18日、ブンデスリーガ第29節のホッフェンハイム戦で2-0の勝利を飾った。GKマヌエル・ノイアーは、目の前の試合に集中していることを強調。クラブドクターの辞任という騒動に気を取られている暇はなかったと語っている。

 負傷者続出に頭を抱えるバイエルンは、15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのポルト戦を1-3で落とした。その翌日、1977年からバイエルンのクラブドクターを務めてきたハンス・ヴィルヘルム・ミュラー・ヴォールファールト氏が「CLの敗因にされた」として、辞任している。

 内部の騒動に大きく揺れたが、ノイアーは気にするべきではないと考えている様子。ドイツ『AZ』が、守護神のコメントを伝えた。

「報道に反応している時間はなかった。木曜日にポルトからミュンヘンに戻ってきて、金曜日にはここホッフェンハイムに向かったんだ。良いコンディションで試合に入り、良いパフォーマンスを見せることに集中していた」

 ミュラー・ヴォールファールト氏は、ドイツ代表も担当している。ノイアーは今後も同医師を信頼していくようだ。

「この件には、みんなそれぞれ意見がある。僕たちはそのことを考える時間がなかったし、僕が考えるべきことじゃない。ムル(ミュラー・ヴォールファールト氏の愛称)は代表のドクターで、僕はずっと前から彼のことを知っている」

「もちろん、ケガの種類にもよるよ。ケガによって、担当のドクターが違ったりするんだ。でも、僕は代表の選手だから、これからも彼に診てもらうね」

 グアルディオラ監督は17日の会見で、ポルト戦の敗因は自分だと語りながらも、「過去に13回も手術を受けている」「筋肉系の問題がたくさんあった。この2年間、いつも同じような問題が続いていた」と、メディカルスタッフの働きに満足していない様子をのぞかせていた。


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