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ベイル&モドリッチ負傷のマドリー 「彼らがいなくても全力を尽くす」

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 18日のリーガ・エスパニョーラ第32節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマラガ戦に3-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、勝ち点2差で首位に立つバルセロナにプレッシャーを与え続ける必要性を説いている。

 スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。

「シーズン終盤は、両チームともに相当に難しい試合が控えている。各チームが懸命に戦っており、すべての試合が難しいものだ。優位に立つのはバルセロナだが、我々はすべての試合に勝利することを試み、彼らにも同様のことを成し遂げるよう強要しなくてはならない」

 またマラガ側が不満を表したビカンディ・ガリード主審については、次のような見解を示している。

「各自がそれぞれの意見を持っているが、私にとって判定は自然なものだった。悪質な判定を下していたようには見えなかったよ。PKについても、明確であったように映った」

 また、このマラガ戦で同時にピッチに立ったMFハメス・ロドリゲス、MFイスコについて触れた。

「最高だったのはハメスだね。彼はチームにクオリティーを与えてくれた。イスコは前半こそあまり良くなかったが、後半は素晴らしかった。好ましく感じたのは、試合が要求していたような献身、戦いの姿勢を見せたことだ」

 22日にチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、アトレティコ・マドリー戦を控えるマドリーだが、この試合ではMFガレス・ベイル、MFルカ・モドリッチが負傷退場を強いられている。

「モドリッチはひざに問題を抱え、ベイルはふくらはぎだ。現段階では何も言えないし、今後の数日間で2人の状態を確かめることになる。我々は彼らがアトレティコ戦に間に合うことに自信を持っているよ」

「彼らの欠場が確実となったわけではない。月曜に検査を行い、その後に決断を下すことになる。今日の試合はポジティブなものだったし、その2人の問題によってネガティブになりはしない。とにかく、ベイル、モドリッチがいてもいなくても、我々はすべてを出し尽くす。準決勝進出のためにね」

 アトレティコ戦ではDFマルセロが出場停止となっているが、アンチェロッティ監督は代わりに負傷明けのDFファビオ・コエントロンを起用することを明言した。

「マルセロの代わり出場する選手として、最も適切なのはコエントロンだよ。だからこそ、今日の試合で彼に出場時間を与えなかった。しっかりと練習に取り組んでもらうためにね。我々にとってはコエントロンが第一オプションであり、もし無理ならばアルベロアかナチョを起用することになる」

「コエントロンは今日、耐久力に関する練習に臨んだ。そして月曜はスプリントに取り組み、火曜にチームとともに練習を行うことになる」

 右ひざに問題を抱え、マラガ戦を欠場したFWカリム・ベンゼマにも言及している。

「ベンゼマはアトレティコ戦に参加するよ。抱えていた問題は解消され始めているからね。我々には4日間があり、彼は良い形で回復できるだろう」


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