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[CL]グアルディオラ監督が「トポのために正義を」のTシャツ着用で罰金も

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 バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督が20日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝の第2戦・ポルト戦の前日会見において、「スポーツと関係ないものを提示した」として、罰金処分を科せられるかもしれない。英『スカイスポーツ』など複数メディアが報じている。

 グアルディオラ監督は20日、黒地に白で「トポのために正義を(Justicia para Topo)」と書かれたTシャツを着て、前日会見へ臨んだ。UEFAの規定では、「スポーツのイベントにおいて、スポーツと関係のないものを提示すること」について罰則が設けられており、今回の行為が抵触するとみられる。5月21日にも正式な処分は確定する見込み。

 “トポ”というのは、スペインやアルゼンチンで活躍していた記者であるホルヘ・ロペス氏のこと。ロペス氏は昨年のブラジルW杯中、現地で取材していたがサンパウロ市内でタクシーへ乗車していたところで交通事故に遭い、38歳で亡くなった。警察に追われていた盗難車に追突されたと伝えられているが、遺族はさらなる捜査を訴えている状況だ。

 SNSなどではロペス氏の遺族へ支援を訴える活動が行われており、親交のあったFWリオネル・メッシ(バルセロナ)やディエゴ・マラドーナ氏もTwitter上で『#JusticiaParaTopo』というキャンペーンへ参加している。

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