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インテル、左サイドにボスニア代表DFを補強か 長友の去就に影響も?

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 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、インテルが左サイドバックでもプレーできる選手を新戦力候補としてリストアップし、獲得に向けて前進しつつあると報じた。日本代表DF長友佑都の去就に影響することもあるのだろうか。

 インテルが関心を持っていると見られるのは、キエーボでプレーするDFエルビン・ズカノビッチ。ベルギーのゲントが保有権を持ち、今季からキエーボにレンタルされている。

 28歳のボスニア・ヘルツェゴビナ代表ズカノビッチはセンターバックが本職だが、左サイドバックにも起用される。キエーボは100万ユーロでの買い取りオプションを有しており、インテルはこのオプション行使後にキエーボから350万ユーロで獲得することを狙っているという。ズカノビッチ本人とはほぼ合意済みとも見られている。

 守備陣の補強としては、インテルにはすでにグラナダDFジェイソン・ムリージョが加入することも内定。今季は残り7試合の時点でセリエA10位と低迷し、来季のヨーロッパリーグ出場権獲得も厳しくなる一方だが、チーム再構築への道として守備陣の層を厚くすることを考えているのだろうか。

 23日付『ガゼッタ』は「未来のインテル?」という予想フォーメーション図を掲載し、左サイドバックにズカノビッチを「目標」として配置。「彼が加わることは、長友やおそらくフアン(・ジェズス)の残留を議論にかけるだろう」としており、長友の去就への影響もあると見ている。ロベルト・マンチーニ監督は「高さとフィジカル」のある新生インテルの構築を頭に描いており、188cmと長身のズカノビッチはその構想に適しているという。

 この夏には契約が残り1年となることもあり、移籍も含めて今後の去就が注目されつつある長友。今季の残り試合でアピールしたいところだが、負傷が治ってベンチに復帰してからもまだ試合に出場することはできていない。ここ4試合はセンターバックが本職のフアン・ジェズスが左サイドに入っている。

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