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2ゴールのR・マドリーFWハビエル・エルナンデス 「残るかどうかは神のみぞ知る」

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 レアル・、アドリ―のFWハビエル・エルナンデスは、来シーズンも白いユニフォームを着ることになるのだろうか。26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節のセルタ戦で、レアル・マドリーは4-2で勝利。レギュラーのFWカリム・ベンゼマが負傷していたこともあり、出場機会を得たメキシコ代表ストライカーは、2ゴールの活躍で勝利に大きく貢献した。

 試合後、『AS』の取材に応じたチチャリート(エルナンデスの愛称)は、「これまでも言ってきたように、僕は辛いシーズンを送って来た。そして、今度は僕に楽しむ番がやって来た。ピッチに立てることほど、幸せなことなんてない。楽しみたいし、チームのためにベストを尽くすつもりだ。僕は、成功を手に入れるためには一生懸命やり続けなければならないということを学んだ。良い日もあれば悪い日もある。でも、自分のすべてを出すことができれば、やってくるチャンスの数を増やすことができる」と、苦境でも常に全力を尽くしてきたと胸を張った。

 そして、周囲のサポートに感謝した。「嬉しく思いよ。でも、自分自身の喜びよりも、家族や愛する人のために良かったと思っている。自分のことを常に信頼してくれ、いつか僕にチャンスがやってくると励まし続けてくれた人たち、だ」と言い、「僕らには、まだCLの準決勝と残りのリーグ戦が待っている」と、気持ちを切り替えた。

 勝利をもたらす得点を決め、レアル・マドリーはチチャリートを完全移籍で獲得するべきだという声もあがっている。ただし、完全移籍に向けたアピールになったかどうか、チチャリート自身には確信がない様子だ。この得点の意味について、「何より、得点をできたことは自信になった」と話すエルナンデスは、「プレーすることが大好きだし、それが良い気分にさせてくれる。今の時点で、来年、自分がどこにいるかは神のみぞ知ることだ。僕は試合に出られているこの瞬間を楽しみ、世界最高のクラブを助けることしか、頭にないよ」と、キッパリ。

 仮にベンゼマが負傷から復帰したとき、ポジションを維持できると思うか? というちょっと意地悪な質問にも、「それを決めるのは、監督の仕事で僕の仕事ではないよ。今は出場機会を与えられているから、そのチャンスを最大限にモノにしたい」と、自身のプレーに集中していることを強調した。

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