チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、プレミアリーグから去るリバプールMFスティーブン・ジェラードを改めて称賛した。

　チェルシーは、10日のプレミアリーグで本拠地スタンフォード・ブリッジにリバプールを迎えた。試合終盤、交代を命じられたジェラードは、チェルシーサポーターの拍手を受けてピッチから出ている。

　モウリーニョ監督はジェラードと戦えなくなることを嘆き、試合後にイギリス『スカイ・スポーツ』でこのように話した。

「スタンフォード・ブリッジは素晴らしかったと思う。スタンフォード・ブリッジで大きな拍手を浴びることは、彼にとって非常に特別なことだ。我々はトップの人たちに対して大きなリスペクトがある」

「私は彼がいなくなって寂しいよ。自分のリーグには常に最高のリーグであってもらいたい。ベストプレーヤーたちにいてもらいたいものだ」

　プレミアリーグ優勝監督は、時代の流れを感じている。

「私は素晴らしい選手たちの終わりを見てきたが、いつでもつらいことだね。ルイス・フィーゴのラストゲームは、私がインテルにいたときだ。スティーブンがいなくなり、フランク・ランパードも去り、去年は(ジェイミー・)キャラガーが去った。彼もまた素晴らしい敵だったよ。これが今の流れだ。我々にはそれを止められない。だが、我々は素晴らしい敵との最高の思い出を記憶に残すことができる」

　なお、試合は両チームの主将のゴールにより、1-1で終わった。

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