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山田欠場のカールスルーエ、3位浮上で1部昇格に望み

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 ブンデスリーガ2部は17日、第33節を行った。首位インゴルシュタットはホームでライプツィヒに2-1で逆転勝ち。2位ダルムシュタットに勝ち点7差を付け、最終節を残して2部優勝とクラブ史上初の1部昇格を決めた。

 04年に創設されたインゴルシュタットは08-09シーズンに初めて2部に昇格。1年で3部に降格したが、10-11シーズンから再び2部で戦い、過去4シーズンは14位、12位、13位、10位という成績だった。

 MF山田大記の所属する4位カールスルーエは敵地で5位ブラウンシュバイクに2-0で勝利。ここまで全試合に出場してきた山田はケガのため今季初の欠場となったが、チームは昇格争い直接対決で連敗を2で止め、3試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

 カールスルーエは勝ち点を55に伸ばすと、勝ち点56の2位ダルムシュタットが敵地でG・フュルトに0-1の敗戦。勝ち点54の3位カイザースラウテルンも敵地でE・アウエと0-0で引き分け、勝ち点1を上積みするにとどまった。

 この結果、勝ち点55でカイザースラウテルンに並んだカールスルーエが得失点差で上回り、1部16位との入れ替え戦に回る3位に浮上。2位ダルムシュタットとも勝ち点1差に迫り、最終節の結果次第では自動昇格となる2位に入る可能性も出てきた。

 最終節を残し、2位から4位までの3チームが勝ち点1差にひしめく大混戦。なお、カールスルーエが最終節でホームに迎える1860ミュンヘンは今節の勝利で残留圏の15位に浮上するなど、熾烈な残留争いを繰り広げている。

 また、MF田坂祐介の所属する9位ボーフムは敵地でザンクト・パウリに1-5で敗れた。前節のインゴルシュタット戦(3-1)で13試合ぶりに復帰し、ゴールも決めた田坂は後半15分から2試合連続の途中出場を果たした。

■ブンデスリーガ2部順位表
※第33節終了時点
1.☆インゴルシュタット(63)+21
2.ダルムシュタット(56)+17
3.カールスルーエ(55)+18
4.カイザースラウテルン(55)+14

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