マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、17日の試合でホームのファンに別れを告げるような素振りを見せたFWラダメル・ファルカオについて明言を避けた。

　アーセナルと1-1で引き分けた17日の一戦は、今季のユナイテッドのホームラストゲームだった。先発出場したファルカオは、61分にFWロビン・ファン・ペルシーと交代しているが、観客に対して手を振りながらピッチを去った。

　一部のメディアは、ファルカオがサポーターに別れのあいさつをしたのではないかと報じている。モナコからレンタル移籍中のファルカオは、今季期待されたパフォーマンスを見せられなかったことで、ユナイテッドに完全移籍することはないとも噂されている。

　ファン・ハール監督は試合後、ファルカオについて次のように語った。イギリス『BBC』などが伝えている。

「ファルカオの状況は知ってのとおりだ。シーズン後に決めなければいけない。彼が別れを告げていたのかどうかは、彼に聞かなければいけないよ。君らは推測しているだけだ」

　一方、ファン・ハール監督はチャンピオンズリーグ(CL)出場権について、4位以内の座を手にしたことには満足しつつ、4位フィニッシュであればプレーオフを戦わなければいけないことも強調している。

「我々はまだCL出場を決めたわけではない。目標を設定し、それを達成したのだから、私は満足している。私が見る限り、ファンは喜んでいるよ。だが、私は監督としてもっと多くを望む。来年はもっと多くを目指して戦うよ」

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